わかりやすいバナバ
バナバとは
ここ数年、健康茶やサプリメント売り場で、バナバの文字を目にすることが多くなりました。身体に良さそうなイメージですが、バナバを摂取することで、どのような効果が期待できるのでしょうか?
バナバは、フィリピンや東南アジアなど、熱帯に生育しているミソハギ科サルスベリ科の植物です。バナバの葉を乾燥させたバナバ茶には1500年以上の歴史があり、フィリピンを中心に健康茶として親しまれています。
食物繊維やカルシウム、ミネラル、亜鉛、マグネシウムなどが豊富なバナバ茶ですが、日本で注目され始めたのはここ10年くらいです。バナバに含まれるコロソリン酸に、インスリンと似た作用があることが分かり、糖尿病対策や予防にバナナを取り入れる人が増えています。
ノンカフェインなので夜でも飲める。
くせがなく日本人でも飲みやすい味。
薬局やインターネット通販で手軽に買える。
といった点も、バナバが人気となっている理由です。
バナバ商品の種類
バナバと言えばバナバ茶が有名ですが、お茶を作るのが面倒、お茶の味が好きじゃない、といった声もあり、バナナの葉をぎゅっと粒状にしたものや、カプセルに入ったサプリメントが多く販売されるようになりました。
商品によってコロソリン酸の含有量が違いますが、お茶よりサプリメントの方が含有量の多いケースが主なため、糖尿病対策や予防を行いたい場合は、粒やカプセルタイプが選択してみましょう。
サプリメントにプラスして、毎日のお茶をバナバ茶に変えている方も少なくありません。
バナバの効果的な取り入れ方
バナバ茶やバナバサプリメントを取り入れている方のほとんどが、血糖値対策です。
バナバは健康食品のため、基本的にはいつ飲んでも構わないのですが、より効果的に飲み続けるなら、血糖値が上昇する食後のタイミングを選びましょう。
食後の摂取は“消化吸収が良くなる”というメリットもあります。サプリメントなら、職場や外出先でも簡単の飲めるため、急な外食や飲み会などに誘われた際にも役立ちます。
煮出したバナバ茶を、水筒にいれて持ち歩くのもおすすめです。
水分補給をしながら、コロソリン酸や身体に嬉しい成分を摂取できるため、無理なく健康な身体を目指せます。
まとめ
- バナバはミソハギ科サルスベリ属の熱帯植物のこと
- 食物繊維やカルシウム、ミネラル、亜鉛、マグネシウムなどが豊富
- インスリンと似た力を持つコロソリン酸が注目されている
- 手軽に摂取できるお茶やサプリメントが人気
- 食事後のバナバ茶やサプリメントで血糖値の上昇を抑制