志望動機「やりがいを感じる」の言い換え
アルバイトやパート、社員などの求人に応募するとき、履歴書に志望動機を書く必要があります。志望動機を書くときにふと使いたくなる「やりがいを感じる」という言葉、場合によっては薄っぺらい印象を与えてしまうのか、言い換えて使いたいケースが多いと思います。
ここでは、志望動機の「やりがいを感じる」の代わりに使える、別の表現をいくつかご紹介します。
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1. 人の役に立ちたい
人の役に立つことで、やりがいを感じる方はきっと多いと思います。そのため、多くの場合「やりがいを感じる」の代わりに「人の役に立ちたい」と言い換えられます。
仕事は、どんな仕事であっても、人の役に立たないということはありませんので、この表現は汎用的に使えますが、例えば人と直接的にやり取りする仕事ではピッタリな表現です。
例
言い換え前:お客様の悩みや問題を解決するお手伝いができることにやりがいを感じます。
言い換え後:お客様の悩みや問題を解決することで、ひとりでも多くのお客様の役に立ちたいと思います。
類語
喜びを感じる、嬉しく思う、生きがいを感じる
2. 社会に貢献したい
これは「1. 人の役に立ちたい」の延長ともいえます。その仕事を通じて、より良い社会の形成に貢献できる場合に使えます。
もし社会という言葉が大げさに感じるのなら「地域社会」「地域のコミュニティ」「地域の子どもたち」のようにも表現できます。
例
言い換え前:多くの患者さんに寄り添えることにやりがいを感じます。
言い換え後:多くの患者さんに寄り添うことで、ひいては地域社会に貢献したいと思います。
類語
社会的な意義を感じる、使命感を覚える、生きがいを感じる、働き甲斐がある、信条に合致する
3. 会社に貢献したい
応募先の会社に入ることで、会社の一員として、会社をもっと成長させたい、事業をもっと盛り上げていきたいというニュアンスを出すときにも「貢献したい」は使えます。
例
言い換え前:業界をリードする御社に入社できることにやりがいを感じます。
言い換え後:業界をリードする御社の更なる事業の展開に貢献したいと存じます。
類語
全力で取り組みたい
4. 挑戦したい
それなりに難しい仕事で、手ごたえがある、やりごたえがある、やりきったときに達成感があるのなら、挑戦というニュアンスに言い換えられます。
例
言い換え前:大学で学んだプログラミングの知識を活かせることにやりがいを感じます。
言い換え後:大学で学んだプログラミングの知識を活かして、クライアント様に満足いただけるシステムの開発に挑戦したいと思います。
類語
達成感を覚える、充実感を覚える、生きがいを感じる、働き甲斐がある
5. 刺激を受けたい
特に何かしらのスキルやノウハウが必要とされる職場では、そこに入社して、あるいは未経験の分野で「刺激を受けたい」と言い換えることができます。
例
言い換え前:経験豊かな先輩方の周りで、自分が成長できることにやりがいを感じます。
言い換え後:自らの成長のためにも、経験豊かな先輩方から刺激を受けたいと思いました。
類語
勉強したい、成長したい、チャレンジしたい
6. 向いている
仕事の内容が自分の性格や特徴にあっていたり、求められるスキルを持っていたりする場合は「やりがいを感じる」を「向いている」と言い換えられます。
例
言い換え前:手芸が好きなので、手先を使う仕事にやりがいを感じます。
言い換え後:手芸が得意なので、手先が器用な私に向いていると思いました。
類語
楽しみを感じる、うってつけだと思う
・・・
上記は一例ですが、志望動機で使いがちな「やりがいを感じる」を言い換えることで、表現力が生まれます。また、言い換えるというのは、つまりより具体的に表現することにもなるので、志望動機としての説得力も強まるのではないかと思います。
業種や職種ごとで志望動機の例文を就職・転職・アルバイト・パート 志望動機の書き方と例文でも公開していますので、ぜひあわせてご覧ください。
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