改名理由の書き方 例文4
難しくて正確に読まれない場合
「改名したいけど、どうしたら良いの?」という声をよく聞きます。考えたことがない人からすれば縁のないことかもしれませんが、奇妙な名前(キラキラネームやDQNネーム、場合によってはシワシワネームなど)を授かってしまったり、正しく読まれない、異性と間違えられるなど、不利益を被っている人からすれば、気になるところでしょう。
一歩踏み込むと、改名(名前の変更)とは、戸籍上の名前を変更することですので、厳正な手続きが必要になり、家庭裁判所に申し立てることになります。改名(名の変更)が認められるには、「正当な理由」が必要になり、改名しないと社会生活に著しく悪影響があることを訴えることになります。
ここでは、提出書類である「名の変更許可申立書」に記載しなければならない、「申立ての理由」が書けない人のために、ケース別に例文を掲載しています。
難しくて正確に読まれない場合
私の名前は〇〇です。正しい読み方は△△ですが、漢字だけで正しく読まれることはまずなく、ほとんどの人は□□または□□と読み間違えます。そのため、仕事上の電子メールなどでは、かならず読み仮名を振っておきますが、それでも先入観が働くのか、□□または□□と読み間違われてしまいます。そのため、特に生活上、交わすことのある諸々の契約でもしばしば読み方を間違えて登録されてしまい、契約締結のやり直しを何度も経験しており、大切なことがスムーズに処理できないことが多々あります。また、読み方を誤って登録されてしまったため、書類上に瑕疵があることから、正当な契約効力が発効されないのではないかと、常に心配を拭うことができません。これまで、名前の読みによって著しく不利益を被ってきました。そのたた、円滑な社会生活を営むため、名前の読み方につき、今後は今の読み方である△△から、今最も読み間違えられている□□に変更したいと思います。
注意
本ページ記載の内容は、執筆当時の情報に基づいたものであり、かつ当人の主観的な判断が入ることがあります。実際の手続きにあたっては、法令等の改正などを含め、公式の情報を参照してください。
本サイト「ペンギンの教室」に記載の、仕事を辞める例文は、自由にお使いいただけますが、他サイトへの転載は厳禁です。