疲れ目に効く?ルテインの効能
ルテインとは
ルテインとは、緑黄色野菜に多く含まれている、脂溶性色素(カロテノイド)です。
赤、オレンジ、黄色といった鮮やかな色をしています。
ルテイン含有の身近な食材としては、ほうれん草やパセリ、ケールなどが有名です。
ルテインは人の体内にも多く存在しており、特に目にはたくさんのルテインが存在しています。その他にも、脳や皮膚、子宮や乳房などで、ルテインを確認できるでしょう。
しかし、ルテインは自力で作り出すことができません。
体内のルテインを補う場合は、食事などから摂取する必要があります。
ルテインの持つ効果・効能
ルテインは、色の濃淡を識別するための感度や、眼内にある黄斑部分の色素量増加など、視覚機能を維持する力があると言われています。
そのため、目の保護を目的に、摂取される場合が多いでしょう。
ルテインには抗酸化作用もあるため、目の老化を防ぐこともできます。
また、ルテインは、効果に科学的根拠があることを示す機能性表示食品としても販売されています。
ドラッグストアやインターネット通販を見てみると、様々な商品があり、いくらかルテインブームなところもあるように思います。
年齢を重ねるごとに、体内のルテイン量は減っていきますが、食事やサプリメントで補うことで、くっきりと見える力や眼球を守る力を取り戻せると考えられています。
また、40歳を過ぎると、ルテインの減少量が多くなります。
「物が見えにくい・・」
と感じてから摂り始めるのではなく、40代を過ぎた頃からルテイン習慣をつけておくと良いでしょう。
ルテインの取り入れ方
ルテインは、私たちの身体に中に蓄積されていきます。
そのため、多量に摂取したから目の状態がどんどん良くなる、という訳ではありません。
1日に摂取するルテインの目安は6~10mgと言われていますので、この量をできるだけ毎日摂るようにしましょう。
野菜から摂る場合、6~10mgのルテインは、ほうれん草2株程度です。
ほうれん草は、茹でたり炒めたりすることでかさが減るため、食事へ取り入れやすいでしょう。
仕事が忙しくて調理する時間がない・・
ほうれん草の価格が高い・・
毎日同じ野菜を食べるのは飽きてしまう・・
尿路結石が心配・・
という場合は、ルテインの入ったサプリメントが便利です。
様々なメーカーから、ルテイン入りのサプリメントが販売されていますので、一つ持っておくと、気軽にルテインを補給できるでしょう。
まとめ
- ルテインは緑黄色野菜に含まれる脂溶性色素
- 目の健康をサポートする力がある
- 体内では作れないため、40代以降は意識して摂取
- 野菜から摂るならほうれん草がおすすめ
- 手軽に取り入れるなら、続けやすいサプリメントで