HTML&CSSコーディング
表の作成と各タグの覚え方
表は、tableタグ、trタグ、thタグ、tdタグを入れ子にして作成します。
ぱっと見ではややっこしそうですが、ひとつひとつ見ていけば、実はシンプルな構造になっています。
ここでは、基本的な表の作り方とあわせて、それぞれのタグの機能と覚え方をわかりやすく解説します。
tableタグ
まず、表のおおもととなるtableタグを設置します。tableは英語で表のことです。
<table> </table>
以降、tableタグの中にどんどんタグを入れていきます。
trタグ
tableタグの中には、まずtrタグを入れます。
trはtable rawに由来します。つまり、表の行という意味です。
まず行を重ねていき、後で縦に分割して列を作ります。
<table> <tr> </tr> <tr> </tr> </table>
上記の例では、<tr></tr>を2つ挿入したので、つまり2行の表になります。
3行にしたければ<tr></tr>を3つ、4行にしたければ4つ・・という具合に増やしていきます。
tdタグ
そうしたら、縦に分割して列を作っていきます。
trタグ内に、tdタグを挿入して、表の中身を記述します。
tdとは、table dataを意味し、表中の具体的なデータを記述するタグです。
<table> <tr> <td>1行目/1列目</td> <td>1行目/2列目</td> <td>1行目/3列目</td> </tr> <tr> <td>2行目/1列目</td> <td>2行目/2列目</td> <td>2行目/3列目</td> </tr> </table>
<td></td>の数だけ、列ができます。
上記の例では、各行に<td></td>を3つ記述しているので、3列の表になります。
参考:表を線で囲む
上記の例では、枠線を設定していないので、枠線のない表として表示されます。
わかりやすくするため、最低限の枠線をCSSで設定してみます。
table, td { border: solid 1px black; }
表の枠線を単線にしたい、表のサイズやコンテンツの位置を調整したい場合は、こちらをご覧ください(準備中です)。
見出し相当のセルはthタグに
表で構成する各セルが見出しに相当する場合は、tdの代わりにthタグを使うのが適切です。
thとは、table heading に由来します。つまり、表の見出しです。
一般的に、表の一番上や一番左のセルが見出しになります。
一番上のセルが見出しに相当する場合
<table> <tr> <th>名前</th> <th>年齢</th> <th>性別</th> </tr> <tr> <td>田中 太郎</td> <td>30歳</td> <td>男</td> </tr> <tr> <td>鈴木 あかね</td> <td>20歳</td> <td>女</td> </tr> </table>
一番左のセルが見出しに相当する場合
<table> <tr> <th>旅行先</th> <td>北海道</td> <td>沖縄</td> </tr> <tr> <th>人数</th> <td>1人</td> <td>2人</td> </tr> <tr> <th>料金</th> <td>20000円</td> <td>50000円</td> </tr> </table>
なお、わかりやすくするために、thタグに対しても枠線をCSSで設定しておきました。CSSコードは次の通りです。
table, td, th { border: solid 1px black; }